西洋占星術 ホロスコープ上の惑星を読む④ ~特殊なアスペクト~

西洋占星術 ホロスコープ上の惑星を読む② ~惑星のアスペクト~』では、2つの惑星間のアスペクトについて説明しました。

この記事では、特殊なアスペクトについて紹介します。

3つ以上の惑星によって形成されるアスペクトであり、ソフトアスペクトとハードアスペクトが複数関係し合っています。

特殊なアスペクト

グランド・トライン(大三角)

3つの惑星がそれぞれトライン(120°のアスペクト)の関係にあります。

ホロスコープ上で、正三角形を形成します。

グランド・トラインを形成する3つの惑星は、惑星の分類における4区分(火の宮、地の宮、風の宮、水の宮)が一致しています。

ソフトアスペクトであるトラインが3つ重なっており、幸運を示しています。

グランド・トラインのある人は調和が取れており、平穏な人生を送ることができるといわれています。

一方で、順風満帆すぎて退屈であったり、気概に欠けるアスペクトとも捉えられます。

グランド・クロス(大十字)

4つの惑星がスクエア(90°のアスペクト)とオポジション(180°のアスペクト)の関係にあります。

ホロスコープ上で、十字を形成します。

グランド・クロスを形成する4つの惑星は、惑星の分類における3要素(活動宮、不動宮、柔軟宮)が一致しています。

ハードアスペクトであるスクエアが4つ、オポジションが2つ重なっており、困難や葛藤を示します。

グランド・クロスのある人は、現状に満足せず、常に新しいものを追い求めるため、苦難に満ちた人生を送るとされます。

しかし一方で、困難に立ち向かう強い意志があれば、成功を手にするアスペクトともいわれます。

Tスクエア(T字型)

オポジション(180°のアスペクト)を形成する2つの惑星に対し、1つの惑星がスクエア(90°のアスペクト)の関係にあります。

ホロスコープ上で、T字を形成します。

ハードアスペクトであるスクエアが2つ、オポジションが1つの組み合わせで、能力をうまく発揮できない状態や、両立が困難なことを抱え込む傾向を示します。

グランド・クロスと同じく困難を表しますが、運命に立ち向かう中で強い精神を与えてくれるアスペクトでもあります。

ヨード(Y字型)

セクスタイル(60°のアスペクト)を形成する2つの惑星に対し、1つの惑星がインコンジャンクト(150°のアスペクト)の関係にあります。

ホロスコープ上で、Y字を形成します。

ソフトアスペクトであるセクスタイルが1つ、ハードアスペクトであるインコンジャンクトが2つの組み合わせです。

宿命のアスペクトと呼ばれ、神様に運命づけられたように、逃れることが難しいアスペクトです。

不吉なアスペクトと捉えられがちですが、天賦の才を示し、1つの物事に打ち込む傾向を与えます。

正しく生かせば、天職を得られるアスペクトです。

メディエーション(調停)

オポジション(180°のアスペクト)を形成する2つの惑星に対し、1つの惑星がトライン(120°のアスペクト)とセクスタイル(60°のアスペクト)の関係にあります。

ハードアスペクトであるオポジションに対して、ソフトアスペクトであるトラインとセクスタイルが影響を及ぼし、オポジションの拮抗状態を緩和してくれます。

「調停」という名のとおり、緊張を和らげ、活気や穏やかさを与えてくれるアスペクトです。

ちなみに、メディエーションにもう1つ惑星が増えた、ミスティック・レクタングル(神秘の長方形)と呼ばれるアスペクトがあります。

メディエーションにおいて、オポジションの2つの惑星に対して、トラインとセクスタイルを形成する1つの惑星がありましたが、この惑星のオポジションの位置にもう1つ惑星を配置した形がミスティック・レクタングルです。

メディエーションが4つ重なった形であり、それぞれの惑星がお互いを緩和し合っています。

応用力に富み、クリエイティブな性格を示すアスペクトです。

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