
2020年2月の天文ニュース
水星が東方最大離角(2月10日) 2月10日、水星が東方最大離角となります。この日の前後、夕方の南西の低い空で観察の好機です。この時期、金星も南西の空、水星よりも高い位置にあるので、合わせて観察できます。
水星が東方最大離角(2月10日) 2月10日、水星が東方最大離角となります。この日の前後、夕方の南西の低い空で観察の好機です。この時期、金星も南西の空、水星よりも高い位置にあるので、合わせて観察できます。
しぶんぎ座流星群が極大(1月4日) しぶんぎ座という星座は現存せず、りゅう座のι星(エダシク)の近くに放射点があります。 出現期間の短い流星群で、極大日から1日ずれると出現数は激減します。 今回は1月4日の17時頃にピークを迎えます。
ふたご座流星群が極大(12月15日) ふたご座流星群は、毎年安定した出現を見せ、その出現数も多いことから観察のしやすい流星群です。 活動期間は12月4日~12月17日で、12月15日の午前4時頃に極大を迎えます。
土星が西矩(4月10日)、留(4月30日) 土星が4月10日に西矩、4月30日には留となり順行→逆行へと転じます。 明るさは0.5~0.6等。 7月10日には、最も観察好機となる衝を控えています。
木星が西矩(3月14日) 木星が西矩となり、未明~明け方に観察できます。 へびつかい座にあり、明るさはマイナス1.9~2.1等。 4月11日には留となり、逆行に転じます。
金星と土星の接近(2月18~19日) 夜明け前の南東の空、高度10°ほどの位置で、金星と土星が接近します。 日本では2月18日と19日に見られます。 金星はマイナス4.2等、土星は0.6等の明るさです。 まばゆい明けの明星の下側に、十分に明るい土星が寄り添う形です。
しぶんぎ座流星群(1月4日に極大) しぶんぎ座の母天体は、現在のところ特定されていません。 また、しぶんぎ座という星座は現存せず、りゅう座のι星(エダシク)の近くに放射点があります。 出現期間の短い流星群で、極大日から1日ずれると出現数は激減します。
10月26日に内合した金星が、明け方の東の空へと移ってきます。 12月2日に最大光度となり、マイナス4.9等まで明るくなります。 年が明けた1月6日には、西方最大離角となる予定です。
おうし座流星群は、南流星群と北流星群に分かれています。 南流星群は11月1日、北流星群は11月12日に極大を迎えます。 おうし座流星群の母天体は、エンケ彗星と考えられています。
りゅう座流星群の母天体は、ジャコビニ・チンナー彗星です。 出現が安定しない流星群で、過去に何度か大出現をしましたが、近年はほとんど観測されていません。 2018年はジャコビニ・チンナー彗星が回帰し、9月に近日点を通過しました。