2018年8月の天文ニュース

◆ ペルセウス座流星群(8月13日に極大)

◆ 金星が東方最大離角(8月18日)

◆ 水星が西方最大離角(8月27日)

ペルセウス座流星群(8月13日に極大)

流星群についての説明はこちら

ペルセウス座流星群の母天体は、1862年に発見されたスイフト・タットル彗星です。

流星群の活動時期は7月22日~8月24日頃で、8月13日の午前10時頃に極大(流星群が最も活発になる)を迎えます。

日本では、8月12日と13日が観察の好機です。

8月11日が新月のため、月明かりの影響が無く、観察には絶好の条件です。

放射点があるペルセウス座が、空の高い位置にくるほど出現する流星の数は増えます。

空のどこを観察してもかまいません。

8月12日の夜半から放射点が徐々に高く上がり、13日の未明にかけてが最も良い観察時間です。

条件が良ければ、1時間におよそ40~50個の流星が観察できると予測されています。

金星が東方最大離角(8月18日)

東方最大離角についての説明はこちら

夕方の西の空に輝く金星、「宵の明星」が観察好機です。

8月18日に東方最大離角となり、観察がしやすくなります。

日没から2時間ほどが良い時間帯です。

翌月の9月21日には最大光度となり、マイナス4.8等と非常に明るくなります。

水星が西方最大離角(8月27日)

西方最大離角についての説明はこちら

水星が明け方、観察好機です。

8月27日に西方最大離角となり、日の出前の東の空に観察できます。

明るさはマイナス0.3等と十分に明るくなります。