2018年12月の天文ニュース

◆ 金星が最大光度(12月2日)

◆ ふたご座流星群が極大(12月14日)

◆ 水星が西方最大離角(12月15日)

◆ こぐま座流星群が極大(12月23日)

金星が最大光度(12月2日)

10月26日に内合した金星が、明け方の東の空へと移ってきます。

12月2日に最大光度となり、マイナス4.9等まで明るくなります。

年が明けた1月6日には、西方最大離角となる予定です。

内合・西方最大離角の説明はこちら

ふたご座流星群が極大(12月14日)

流星群の説明はこちら

ふたご座流星群は、毎年安定した出現を見せ、その出現数も多いことから観察のしやすい流星群です。

母天体は小惑星であるファエトン(フェートンともいう)です。

ファエトンはかつて、多量のダストを放出する彗星でしたが、現在ではその活動が低下し、小惑星に分類されています。

約1.43年の公転周期で、太陽の周りを公転しています。

これまでにファエトンが放出したダストが、その軌道上に残っており、ふたご座流星群の源となっているのです。

活動期間は12月4日~12月17日で、12月14日の夜に極大を迎えます。

ふたご座流星群には、極大を過ぎると急激に出現数が減少するという特徴があります。

15日以降は流星が激減するので、13日と14日が狙い目です。

放射点はふたご座のα星カストルのそばにあり、真夜中にはほぼ天頂にやってきます。

上弦の少し手前の月がありますが、観察条件としては良好です。

運が良ければ1時間に80個程度の出現が予想されています。

水星が西方最大離角(12月15日)

12月15日に水星が西方最大離角となり、明け方の東の空で観察好機となります。

12月2日に最大光度となった金星が、水星の上方に輝いています。

12月22日の明け方には、南東の低い空で水星と木星が接近します。

木星の方がマイナス1.6等と明るく、木星のすぐ左にマイナス0.5等の水星が並びます。

西方最大離角についての説明はこちら

こぐま座流星群が極大(12月23日)

流星群の説明はこちら

こぐま座流星群の母天体は、タットル彗星です。

公転周期は約13.6年で、遠日点は土星の公転軌道の近傍(太陽からの距離10.38AU)、近日点は地球の公転軌道の近傍(太陽からの距離1.03AU)にあります。

時折、突発的な活動を見せる流星群ですが、母天体の回帰との関係は薄いとされています。

放射点はこぐま座のβ星(コカブ)の近くにあり、1年中地平線に沈むことはありません。

活動期間は12月17日~12月26日で、今年は12月23日の午前6時頃に極大を迎えます。

今年の極大は満月と重なっており、観察条件は良くありません。

1時間に数個程度の出現数と予想されています。

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