ふたご座流星群が極大(12月15日)
流星群の説明はこちら。
ふたご座流星群は、毎年安定した出現を見せ、その出現数も多いことから観察のしやすい流星群です。
活動期間は12月4日~12月17日で、12月15日の午前4時頃に極大を迎えます。
12日が満月となるため、月明かりを避けるには、できるだけ観察時期を後ろにずらしたいところではあります。
しかし、ふたご座流星群には、極大を過ぎると急激に出現数が減少するという特徴があり、15日の夜には激減してしまうでしょう。
14日を狙うしかありませんが、良い条件とはいえません。
それでも、1時間に20~30個程度の出現は期待できそうです。
放射点はふたご座のα星カストルのそばにあり、真夜中にはほぼ天頂にやってきます。
こぐま座流星群が極大(12月23日)
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放射点はこぐま座のβ星(コカブ)の近くにあり、1年中地平線に沈むことはありません。
一晩中観察ができる流星群ですが、年によって出現数が変わります。
活動期間は12月17日~12月26日で、今年は12月23日の正午頃に極大を迎えます。
今年は新月が近く、月明かりが無いため観察は好条件です。
ただし日本では極大が昼間なので、23日夜の出現数は、1時間に数個程度となるでしょう。
部分日食(12月26日)
12月26日の午後、日本全国で部分日食が見られます。
今年は新年早々にも部分日食があり、日食の当たり年といえます。
14時過ぎから食が始まり、日没まで続きます。
東日本では、食が終わる前に日が沈む、いわゆる日没帯食となります。
食の最大は15時半頃で、太陽の左下側が3割ほど欠けて見えます。
日食を裸眼で見ることは非常に危険なため、専用のグラスを用意して楽しみましょう。